初めての委託販売で学んだこと
本題に入る前に、
春の新作アピールしますね!
minneとCreemaで販売中です!
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さてさて。
ツイッターをフォローして頂いてる方は知っているかもしれませんが、
委託販売先がひどすぎて勉強になったというお話をしたいと思います。
私は今回が初めての委託販売だったので、今後はこれに当てはまらないところで考えてます。
悪いことしかなかったので参考になるかは微妙ですが、全ての委託販売先がひどいわけではないので、こんなところは辞めておこうかな…程度にみてください。
まず、
今回私が委託販売しようとなった経緯ですが、
InstagramでオファーのDMがきたことが始まりです。
お店の名前など隠してますが、
こんなDMがきました。
みなさんはこれをみて、どんな印象を持ちましたか?
私は、
途中の文章、名前間違えてるやん
コピペはいいにしても変更するところしっかり直そうよ
でした。
いろんなモヤモヤを思いつつ、
とりあえず概要を確認すると
・通常料金のかかる出展料はオファーだから無料になる
・通常1週間前に納品だけど、急なオファーだから期間の前日までに納品で問題なし
・作品が購入されたら、50%手数料でもっていかれる
・遠方で作品を送る場合の送料はこちら負担(返却も同様)
というような内容。
50%の手数料が普通なのかわからず、
委託販売を推奨している方に相談すると
そのくらいであれば平均的な値段でせっかくなら挑戦してみては?
と背中を押してもらい、
委託販売すると決心し委託先に連絡をしました。
指定のサイトで作家登録をし、LINEでお友達追加の指示があり、そこからはLINEでのやり取りになりました。
私が普段販売しているよりも、
委託先が決めた最低金額が高かったため
何作品か組み合わせたり、
シャラシャラさせたり工夫し
納品期限3日前に発送完了しました。
委託開始までそわそわしながら待っているとLINEが
絵文字使う神経…
出てこなかった場合お店のキャッチャーを使うということでしたが、結局出てこず…
モヤモヤが深まりつつも、
展示こんな感じですと画像をもらいました。
可愛いけど暗い気がしました。
そして、
という連絡。
規約的にも紛失や破損の補償がないため
作家側は我慢するしかありません。
結局これも出てこず出展期間が終了し、
返却作業に入りましたと連絡がきて数日後に
私の返信も載せてますが、
怒りやら残念さやらいろんな感情が溢れてました。
本当に納品チェックしてるのという不信感ももちろんありました。
そして、
返却された作品を確認すると
こんな手紙が入ってました。
破損…?
紛失の連絡しか聞いてないんですけど?
作品をチェックすると1つのピアスがキャッチャーの根本からぱっきり折れていました。
紛失の連絡があったのに破損の連絡がないのは
明らかに連絡漏れで失礼すぎるし
作品も作家も大切にされてないとはっきりわかりました。
本当に最初から最後までがっかりでした。
もちろん、
ご購入頂いた作品もありました。
しかし、
ここの系列の他店舗はInstagramのストーリーをよく更新し、追加や新作家のお知らせをしていたのですが、私の委託先の店舗はそれもほとんどなく、
他の作家さんの作品でも素敵と思って店舗に出向き、その時に私の作品も目に止まる
という知ってもらうチャンスも少なかったと感じました。
今回は出展意思表示と納品までの期間が本当に短く、Instagramの更新度を確認できなかったり、
遠方で直接どんなお店なのか雰囲気など知ることができなかったので、
今後委託販売を考える時は、
お店の雰囲気やSNSの更新度を確認してからにしようと思います。
そして、
オファーで出展料がかからなかったとしても
コピペのままのDMなど誰でもいいから売場を埋めたいというような場所からの委託は断ろうと心に決めました。
本当に全てのお店がこんな雑で残念な場所ではないと思いますし、作家の代わりに販売をしてくれる委託販売はとても魅力的なので、
私の作品の雰囲気にあう店舗を見つけたら委託したいと思います。
こんな思いをする作家さんが減るように今回のブログに残しました。
気分を悪くしてしまった方もいるかと思いますが、負けずに頑張りましょう
(どうまとめたらいいのかわからなくなりました)
長文でしたが、最後まで閲覧頂きありがとうございました!
2020.3.9追記
コメントで頂いている内容について。
まず一番言いたいことは、
私は簡単に壊れるような作品は制作していません。
今回破損があったのは、この画像の作品のように樹脂ピアスを布で挟み接着しているものでした。
私自身、市販・自作・他の方の作品含め、樹脂ピアスを使っていますが、曲がることはあっても折れることは経験したことがありません。
そして私は納品の際に樹脂ピアスが曲がらないように、小さなスポンジを挟み納品しています。
私自身別業界で検品・棚卸・販売など販売担当したことがあり、商品の数の多さに挫けそうになったことがあるので、店員さんが大変というのも理解できます。
しかし、検品・棚卸などに差異が出たり、自分達の管理している商品が紛失・破損していた場合、
一般的な会社であればどうなるでしょうか。
ハンドメイド業界では、委託先は一切責任を追わず、作家側が弱い立場というのが多いような気もします。
そうであるなら、預かっている作品に対して紛失・破損・万引きなどがないようにしてもらいたいと思うのは自分本意のことと言えるのでしょうか。
作家自身が辛い思いをする委託先を回避できるように、誰かの参考になればと思います。
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あいこ