生のみ生のままで を読みました
ちょっと前の王様のブランチで特集されて知った、
生のみ生のままで
読みました。
私は普段全くに近いほど本を読まないので、
上下巻で読めるだろうか…
と不安になりましたが、
読み始めたら2日程度で読み終えることが出来ました。
ちなみに、
私が今まで自分で読んでみたい！買う！
となった本は10冊あるかないかくらいです＼(^o^)／
そして、読んだ本で記憶にあるものはこのくらい。
・青の炎
何回も読みました。映画化されて知ったのに、その映画は観ていない…きっと今観たら、演者が若いことに目がいってしまいそうなので、たぶん観ないかな…。観た方に感想聞きたいです。
・ガリレオシリーズ
どれ読んだかあやふやですが手元にあるのは、容疑者xの献身と聖女の救済(旦那の本)のみ。最初の方に発売されていたのは読んでいたと思います。今まさに読んでるのが聖女の救済です。※先程読み終えました。
これも映画をきっかけに知って、映画気になってると知人に話したところ映画は観てないけど原作良いよとオススメしてもらい、読みました。
映画も観たい！この部分は長澤まさみはどんな風に演じるの？？高橋一生がこのセリフをどんな風に言うの？？となるくらい、好きな本の一冊です。
(そして映画は観れてません…なんてこった…)
そんな私が読んで思ったことを
書きます。
微妙にネタバレ含むかもしれません。
読んでないからネタバレやめてー！
という人は、
これ以上スクロールしてはいけません。
以下、感想。
*-*-*-*-*
2日で読めたと言いましたが、
久しぶりの読書だったからかこのセリフどっちが言ったセリフ？となることが上巻の前半ありました。
よく考えると、
同じ年齢、同じ背丈、同じ性別の二人がまだ知り合って間もない頃であれば、口調が似ててもおかしくないなと。
今まで読んできた本は少ないにしても、
男女での会話や親子、話し方に違いのある二人(もしくは複数)での会話で目が慣れていたから、
出会って間もない頃、
気を使いながら話す逢衣と一目惚れ状態の彩夏の会話はどこか口調が似ていて新鮮でした。
話が進むにつれて、
このセリフどっちが言った？
とならないくらい、
話し方に差(個性)が出てます。
そして、
読み終えて一番思ったことは
学生の頃流行った携帯小説を読んでいるみたい
でした。
二人には7年という離れていた時間があり、更に彩夏は病気になっていた。
離れたくなかった彩夏と
彩夏に夢を諦めてほしくなくて離れる選択をした逢衣
…これが携帯小説なら、
彩夏視点の小説も出てただろうな
なんて思います。
話の前半で逢衣への気持ちを伝える彩夏は、
こんなに好きなの！私はこう思ってるの！
みたいな主張をしていたのに、
再会してから素直になるまでの彩夏の心情がほとんどなく、あっさり目に書かれていて、
彩夏がこう思ってたからこうしてたみたいな説明なく、冷たくしててもずっと心は通じてた
的なものもなく(実際は通じてますが)
お互いしたかったけど、
勇気でなかったの…
もっと早く勇気出せば良かった
みたいな感じでした。(私の語彙力不足)
だからもっと彩夏には、
前半の頃ように心情話して！
後日でもいいから話して！
と思ってしまいました。
書かれていないから、
彩夏視点ver.の携帯小説でそう…と思うんでしょうね。
本当は、
2回は読んでもう少し読みこんでからブログにしようと予定していたのですが、
聖女の救済が面白くて2回目にたどり着けなさそうでしたので、1度読みの感想です。
女性同士の恋愛
ということで、
彩夏は、周囲なんて関係ないしそもそも母親とは不仲だし友人もいないし逢衣だけ
逢衣は、両親(特に母親)に理解してもらえず切ない、でも応援してくれる友人はいる
というシチュエーションもよくあるなーと思います。
あとは…
えっちのシーンがえっちでした。
ただ…無理いって作ってもらった時間をちゃんと話し合わずにえっちで思いを伝えるみたいなあの状況はどうなの？と思ってしまいました。
もう会えないし連絡もできない、時間がないという時とはいえ、せめてお互いの気持ちをちゃんと伝えてわかった上ですれば良かったのでは？？
というか、
マネージャーさんたちが戻ってきた時、
すっぽんぽんだったのか？
と細かいところが気になってしまいました。
無駄に長文になってて、
3行でまとめろよ！と言われそうな分かりにくい感想になりました。
女性同士という珍しさがなければ、話題にならなかったのではないかな？
というのが率直な感想です。
最初の方に書いてますが、
昔流行った携帯小説みたいと思ったくらいなので。
二人が結ばれるという意味で最終的にハッピーエンドなので、悲しい話が嫌な方にはオススメです。
きっと良い場面なんだろうけど、
最後のところも最高に携帯小説みたいだなと思っています。
今日はここまで。
ありがとうございました。
